佐藤優 : キリスト教神学概論

 「連載再開のご挨拶」

●連載再開のご挨拶

 約半年ぶりに連載を再開する。この間、決して作業をさぼっていたわけではない。神論の構成をどのようにするかについて、悩んでいた。神論をどう展開するかによって、キリスト論、救済論が変わってくる。神論についての枠組み作りが、本連載の全体を規制することになると気づいたので、構成について悩んでいたのだ。一応の目処がついてきたので、この辺で連載を先に進めることにして、今後、壁に突き当たるようなことになれば、そこでもう一度、軌道修正を図ることにする。
 それから、記述についても、できるだけ平易にするように心がけたい。ただし、教義学(教理学)は一定の議論の積み重ねを学ぶ者に要求するので、以前に説明したことは理解済みという前提で議論を展開せざるを得ない。わからないところがあれば、遠慮なく、メールで問い合わせてほしい。
 
参考書として、本連載の基本書として用いている佐藤敏夫『キリスト教神学概論』(新教出版社、1994年)に加え、以下の三冊を推薦する。

 アリスター・E・マクグラス[神代真砂実訳]『キリスト教神学入門』教文館、2002年
 ホルスト・ゲオルグ・ペールマン[蓮見和男訳]『現代教義学総説 新版』新教出版社、2008年
 桑田秀延『基督教神學概論』長崎書店、1941年

 

※この連載へのご意見、ご感想、またキリスト教神学に関して佐藤優さんに聞いてみたいことなどありましたら、件名に「佐藤優さん」とご記入のうえ、webmagazine@heibonsha.co.jpまで、お寄せください(件名が無題の場合、無事にお届けできない場合がございますので、ご注意ください)。

(2009年5月 1日更新)
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佐藤優
写真提供=共同通信社
【著者略歴】
1960年生。起訴休職外務事務官・作家。同志社大学神学部卒業。同大学院神学研究科終了。緒方純雄教授に師事し、組織神学を学ぶ。1985年に外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本大使館などを経て、外務省本省国際情報局分析第一課に勤務。外交官として勤務するかたわら、モスクワ国立大学哲学部客員講師(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務める。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。2005年2月、執行猶予つき有罪判決を受け、現在上告中。『自壊する帝国』(新潮社)で第38回大宅壮一ノンフィクション賞、並びに第5回新潮ドキュメント賞、『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。『私のマルクス』(文藝春秋)、『獄中記』(岩波書店)など著書多数。

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