「宿命。」

そうさん:今になってお父さんやおじいちゃんのことがよくわかるようになってきた、といったことってありますですか?
ハリー:うーん。似てきたことは確かだね。
そうさん:お父さんに?
ハリー:そうそう。それはね、なんかねイヤな気持ちというかね(笑)、複雑な気持ちだね。声も似てくるし。遺伝子の強さっていうか、そういうのって恥ずかしいものじゃない。人を見てもこのお父さんと娘、似てるなとかね、ちょっと笑えるもんじゃない。その遺伝子に抗えない自分っていうのが情けないな、という気持ちもあるわけだよ。腹の出方も似てきたし。宿命っていうかね。自分でもまったく違う人だと思ってたけど、やっぱり似てきちゃうんだよ。
